おススメの日本酒とつまみはコレ!
日本酒紹介

初孫 魔斬(まきり)※黒魔斬

黒魔斬

ー超辛口 黒魔斬 純米大吟醸ー

シンプルな辛さ。お酒だけあれば何もいらないって方、おススメです。

今回は山形県酒田市の蔵元 東北銘醸さんの、希少酒をいただきます。こちらの蔵元さんのメインブランドは「初孫」なのですが、いくつかサブブランドがあるようで、その中で今日いただくのは「魔斬(まきり)」、愛称「黒魔斬」です。予約限定で瓶詰めしているらしく、手に入りにくそうです。

まず、名前がかっこいい。魔斬は 主に地元の漁師さんなどが使う小刀のことです。魔を斬るとされ、魔除けの縁起物なのだそうです。

前置きはともかく、 それでは、いただきます

魔斬
ちょっと照明のせいで赤く見えてますが、ここまで赤くないと思います。

さわやかな甘い香り 清涼感あります!
味は、、、、辛いね、辛い。
グイっと飲んだ方がよさそう。
ビシッとスッと口の中を通り過ぎで、のどにビリッ。
何かとても潔さがあって、男気を感じる口当たり。

そして、プハー。のどを通った後にグッとくる酒感。。。
酔っぱらうねぇ。これは。
一杯でもう、いい気持ちになっちゃいました。
度数16.2度と高いです。

いろいろな味わいを楽しむというより、すごくシンプル。
辛口に一筋な感じです。このあたりが「超辛口」と呼ばれるゆえんでしょうか。

ちなみに飯沼本家さんの甲子(きのえね)ブランドにも「大辛口」というのがありますね。どっちがより辛口なのかと思って、店員さんに聞いたところ
「日本酒度が高い方が辛さを抑えられるんですよ」とのこと。
こちらの日本酒とは+12、甲子は+11。ほぼ同等ですな。

つ・ま・み

今回のつまみは若鳥の香草焼き。

若鳥の香草焼

鳥は美味しいですね。今回はハーブの香りで味わい深くなっています。

お酒と合わせて食べてみる。
あれ?

もっとしょっぱいもののほうがいいかな。
以下の沖漬けとも合わせてみる。

あれ?

お酒がサッパリを極めているせいか、味の濃いものと合わない気がする。というか、単独で飲んだ方がいいかも。

うーん、つまり。いろいろやらずに黙ってただ飲め!っていうことか。
勝手にそう受け取りました。
どこまでも硬派なお酒です。

ま・と・め

さわやかな爽快感と一途な辛さを味わえるお酒でした。
辛口好きには、たまらないかも。辛いのを飲みたいという希望にシンプルに答えてくれます。ちゃぶ台に一升瓶とぐい飲みだけ用意して、グイっと飲み続けたい。そんな星一徹のような男気溢れる一本です。

お酒データ

産地 山形県 酒田氏
醸造元 東北銘醸
原料米 美山錦
精米歩合 50%
アルコール度数 16.2度
日本酒度 +12
酸度 1.4

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